テンペは、ゆでた大豆をテンペ菌で発酵させたインドネシアの伝統的な食材で、現地では、加熱して日常的に食べられています。
登喜和食品のテンペは、大豆とテンペ菌、そして、米酢、米粉を使用しており、インドネシアのテンペとは違って、味に透明感があり、全く別物のおいしさに仕上がっています。
大豆には生産農家の顔が見える良質な国産大豆を使用。
非加熱でそのままサラダで食べても、油との相性がよく料理の素材としてもおいしくいただけます。
ぜひご賞味いただければと思います。
日本でテンペが着目され始めたのは1980年代のことで、1989年に日本テンペ研究会が発足しています。
1990年代後半、テンペはミニブームになりましたが、当時のテンペは調理加工しないと食べにくいということと、それほどおいしくもないことから、普及に至りませんでした。
登喜和食品は2003年に、加熱しないでも食べられるテンペ、日本型テンペの開発をめざして取組を開始しました。
その結果、2004年に日本型のテンペ「生てんぺ」の開発に成功し販売を開始しました。
日本型のテンペ「生てんぺ」の味わいはやさしく、滋養に満ちており、すでに多くのファンの方がいらっしゃいますが、賞味期限が短いというマイナス面もあり、自社直売所および自社ネットでのみで販売を行っています。
一方、一般の小売店では、日持ちを考慮し、加熱殺菌処理を施し発酵を停止させた日本型のテンペ「丸大豆テンペ」(加熱殺菌処理済)を販売させていただいております。
登喜和食品のテンペは、独自の製法で作り上げた日本ならではのテンペです。
クセのない味わい、滋養に満ちた食材として、生で食べても、調理して食べても、ご満足いただけるものと思っています。